アヒル不動産の業務日誌

あひる不動産の業務日誌

アラフォーサラリーマンの日常をつづります。

コロナで加速する副業可への流れ

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こんにちは!あひる不動産です。

コロナ禍でずっと家にいます。今は感染しないことが、最大の責務だと。かれこれこの環境になって2週間経過しました。

大きい会社っていいですよね!起業だ独立だって言っていた人たちも、手のひら返して、サラリーマン万歳みたいな風潮を感じます。

さて、ただこんな状況いつまでも続くんですかね?続くわけないですよね・・。ワクチンやら封じ込めやらで、いつかは終息するであろう、このコロナ。 サラリーマンも、そろそろアフターコロナについて、真剣に準備する必要があるんだろうなと思っておりますので、今日はその辺のもやもやを書いていきたいと思います。

  beforeコロナはどうだった?

  もうお忘れかもしれませんが、コロナが来るまで皆さんの会社はどうでしたか? 色んな業種で働かれているかと思いますが、概ねどの業界も、2020年の東京オリンピックに向けて、一致団結して盛り上がってましたよね。 私のいる不動産業界も、ご多分にもれず、盛り上がっていました。 都心の土地の値段はどんどん上がっていって、マンションじゃ価格があわないからホテルだ民泊だ。 普通のオフィスじゃ価格が合わないから、シェアオフィスだサービスオフィスだ。 通常の賃貸だと収支があわないので、オペレーションで稼ぐと。 小割にして単価を上げると。 狭い土地でも如何に収益化するか、その上手い下手を競いあって、土地の値段に反映されていきました。

 少し話がそれますが、大企業(上場企業)ってどうやってストップかけるんでしょうかね。 リーマンショックの前もそうだったたけど、いつも膨らますだけ膨らましますよね、経済って。 金融機関なら貸せるだけ貸す。ちょっと怪しいと思っても鉛筆なめなめ。なんとか貸す。貸した人が正義(焦げ付くまでは・・)。 コロナ関係なくステージが変わってしまいましたが、スルガ銀行なんか良い例です。審査部門は営業管掌役員に恫喝されて全く機能していなかったと。 

 不動産会社も同じで、作れるだけ作る。 タワーマンションでもホテルでも、誰が住むんだろう、需要はあるのか?って思いながらもどんどん供給されていく。 人口は増えていかないのに供給は増える一方。 国内需要に限界があったとしてもインバウンドがある!みたいな。 郊外は過疎化が進み、東京の一極集中がますます進んでいく。それでも全くお構いなしだと。 

 みんな目標があるから。ノルマがあるから。 みんないつまで続くんだろうと思いながらもアクセルを踏み続ける。上場企業は構造的に大体どこも同じ。 金融機関もデベロッパーも。飲食でも小売りでも、基本は同じですよね。 上場していると、自分たちがストップをかけるって言う事は基本的にはない。 いきなりステーキだって、ソフトバンクだって、根底はみな同じですかね。 成長を求められるから、アクセルを踏み続ける。 景気後退の大波が来るまでは、右肩に上げ続ける。 何度も同じことは繰り返されるけど、それが上場企業の宿命なのでしょう。 

 上場企業のサラリーマンに、下手な正義は不要か?

 そうすると、働いてる人は無駄なこと考えない方がいいのかなって思えてきます。 下手な正義感で、融資額減額したり、無理して土地を買わなかったり、出店速度の減速を進言したり、極論すると、そんなこと考えるだけ余計なストレスがかかっちゃうのかなと感じます。

 かくいう、僕は真面目な性格で、そんな割り切り方できずにサラリーマン人生を送ってきました。リーマンショックの時は、融資する側の営業をしていましたが、仕事とってきても、融資させてもらえず悶々としていました。 目標は与えられる訳なので、営業はするのですが、稟議をあげても通らない。 交渉できないような条件をつけて戻される。であれば、貸すなと言って欲しいのですが、当然そうはならずに、あの頃がサラリーマン人生で一番辛かったかもしれません。 

 今思うと若かったなと感じます。そういうときは、黙々と自分のビジネスをするべきでした。 そう副業を始めておくべきでした。(転職して環境変えた、行動に移した点は良かったと思っています。)

 会社と社員は対等な関係に近づく

 経済全体が風邪をひいていて、少し休まないといけないときはあります。今みたいに。 そんなとき、無理に成果を上げようとしてジレンマに陥るよりは、自分の仕事に力を入れるべきなのかなと思います。 会社の仕事にフルコミットして、給料も右肩であがるシーンでは、会社の仕事に注力し、そうでなくなれば少し自分の仕事にシフトさせてもらう。 会社も下手に動かれるよりは、おとなしくしていて欲しいから。 

 これからの時代、会社の仕事と自分の仕事、パラレルで仕事を持っておかないといけない、そんな時代が来るような気がします。 会社にフルコミットして会社の仕事しかしなくて、いざという時に自分に何も残らず、景気後退の局面で自分だけ切り捨てられる、人員整理に会う。 そんなことにならないために、やっぱり自分で生きていく力を備える必要があるんだろうなと感じます。

 徐々に副業の機運も盛り上がってきてはいましたが、このコロナをきっかけに、大きなパラダイムシフトが起こるんだろうなと感じます。 大企業の社長が、自分の会社とは別の副業も持っている。そんな会社が出てきても面白いですよね。 そうすると、社員も自信をもって、パラレルワーカーとしてチャレンジしていけるのかなと思います。

 

==編集後記==

かくいう私も、昨日はテレワークをしながらも隙間時間に、ブログお休み中に取得した、築古アパートの給湯器交換をくらしのマーケット で発注しました。 管理会社から提示された見積もりと比較すると3割近く減額できました。 小さいながらもこれもパラレルワークですかね。 まだまだ弱小は変わらないですが、自分の仕事もあるんだという安心感は、サラリーマンだけの頃よりだいぶましに感じています。