アヒル不動産の業務日誌

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【新聞記事ピックアップ】インドのoyoとヤフーが不動産賃貸仲介開始??

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こんにちは!あひる不動産です。

今日は日経新聞(昨日付け)の記事から、気になった記事をピックアップします!

印社とヤフー、日本で不動産賃貸仲介(スマホで手続き完結)

 記事の引用から

印社とヤフー、日本で不動産賃貸仲介 スマホで手続き完結

2019年2月19日付日本経済新聞朝刊より引用

 

インドのホテル運営最大手オヨ・ホテルズとヤフーは日本国内で不動産賃貸仲介事業を3月から開始する。利用者はスマートフォンスマホ)で入居から退去までの手続きができ、部屋の賃貸契約に必要だった敷金や礼金などがかからない。両社は2019年3月末に東京都内を中心に5000室の物件獲得をめざす。

このほど合弁会社のオヨテクノロジー&ホスピタリティージャパン(東京・港)を設立した。オヨはインドで格安のホテル予約サイトを手がけていたが、日本では不動産の賃貸のサービス「オヨ・ライフ」を開始する。オヨテクノロジーが空き家や空き部屋をオーナーから借り受け、専用サイトを通じ貸し出す。

賃貸契約や退去時の解約もスマホから申請できるようにし、物件には家具や家電を備え付ける。月額の賃料が10万~15万円の一人暮らし向けのマンションタイプを中心に手がけ、都内から始め順次エリアを広げる。

 

 

インドのoyo?がヤフーと?賃貸仲介?? どういうこっちゃ・・・ 

もう少し詳しい記事の引用

以下は、https://airstair.jp/oyo-life/ の記事引用です。

インド発のホテルベンチャー「OYO」が日本の不動産業界に参入 敷金・礼金・仲介手数料ゼロの衝撃

 

ソフトバンクビジョンファンドが投資するインド発のホテルベンチャー「OYO(オヨ)」が日本の不動産業界に近日参入することがわかった。OYOは、敷金・礼金・仲介手数料なしで即入居が可能な賃貸サービスOYO LIFE」を開始する。

インド最大級のホテルチェーンに急成長した「OYO」は、インド国内350都市で10万以上の客室を展開。中国でも171都市、8.7万以上の客室を展開するなど急成長しているホテルベンチャーだ。

ソフトバンクビジョンファンドもこれまで100億円以上も投資するインド発のホテルベンチャー「OYO」は、日本市場に参入することを発表していたが、今回明らかになったのは、日本でホテルを展開するのではなく不動産業界への参入だ。

OYOは、創業の地のインドに限らず中国や、マレーシア、ネパール、イギリスでもホテル事業を展開。日本でも同様にホテル事業を開始すると予想されてきたが、日本ではこれまでとは大きく異なるアプローチを不動産業界で仕掛けていくようだ。

日本でのサービス展開は、OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社が担う。

 

OYO LIFEで賃貸契約する4つのメリット

敷金・礼金・仲介手数料ゼロ敷金・礼金・仲介手数料ゼロ
敷金・礼金・仲介手数料はゼロで即入居が可能となるため、 初期費用を抑えることができる
家電・家具付きの部屋家電・家具付きの部屋
各部屋ごとに家具・家電とWi-Fi、公共サービスが完備されているため、引っ越しの手間を大幅に減らすことができる
スマートフォンで契約から退去が可能スマートフォンで契約から退去が可能
入居も退去も、OYOサイトから申し込むのみ。書面での解約通知も不要でスマホから簡単に手続きできる
3日間の「住み試し」も可能3日間の「住み試し」も可能
3日間の「住み試し」サービスを利用することで、実際に住んでみてから契約するかどうかを検討できる

 

 

「ホテルのように部屋を選ぶだけ」不動産業界の革命児となるか

日本で賃貸として部屋を借りる場合は、賃貸情報サイトで物件を探し不動産屋を訪れ、保証人を立て、様々な書類にサインし、敷金や礼金を払うなどの複雑な手続きを行わなければならない。

「ホテルのように部屋を選ぶだけ」を掲げる「OYO LIFE」は、入居から退去までスマホひとつでできる、これまでにない新しい賃貸サービスだ。敷金・礼金・仲介手数料はゼロで即入居が可能となるため、 初期費用を抑えることができる※。(※入居前の清掃費のみ発生)

また、各部屋ごとに家具家電とWi-Fiが完備されているため、引っ越しの手間を大幅に減らすことができるのが特徴だ。水道光熱費といった公共サービスも含まれていることから手続きも不要だ。

また、解約の際にもこれまでの賃貸契約で一般的な書面での解約通知も不要で、OYO LIFEでは、スマホから退去を申請できる。

OYO LIFEには3つの部屋タイプがあり、マンションタイプ(10万〜15万円)、戸建タイプ( 25万〜45万円 )、シェアハウスタイプ( 4万〜6万円)から希望の部屋タイプを選択できる。

OYO LIFEは、東京都23区を中心にサービス提供を開始するが、今後は順次拡大を予定。2019年3月末までに 5,000室の物件提供を見込んでいる。

OYO LIFE 掲載物件(東京23区のみ) OYO LIFE より

 ~中略~

 

驚異的な成長率を誇るOYOは、SlackやWeworkなどにも投資するソフトバンクビジョンファンドや、スマホ配車サービスのGrab(グラブ)などからも資金調達を行い、評価額は5,000億円を超えるユニコーンとなった。

その資金力もさることながら、注目すべきはその高い技術力にもある。OYOの従業員約8500人のうちデータサイエンティスト、人工知能(AI)などのIT技術者が700人超を占める。

OYOがこれまで進出した地域の宿泊需給データは、AIで常時分析。すべての空室の料金を常時変動させ、地域内での需給のミスマッチを最小化し、その地域内のホテル全体の稼働率を最大化させせる戦略を取る。

また、経理、予約、清掃管理などホテル運営に必要な機能をスマートフォンアプリとして提供し、ホテルオーナーがスマホ1台で経営できる環境を作っているのも特徴だ。

OYOがここまで急成長を遂げている理由の一つには、単にホテルを運営しているだけではなく、予約サイト、ホテルオーナー向けの管理者ツール(PMS)の開発に至るまでそのすべてを自社で行っているという点にある。

OYO Home Japanでは、すでに物件オーナーに対して、ホテルや住宅の管理サービスの提供を開始しており、不動産オーナーがスマホアプリで部屋の収支や空室率などを確認できるような新しい世界観がすぐそこにまできた。

 

ソフトバンクが出資していた会社なんだ!

ソフトバンクはシェアオフィスのWE-WORKにも出資していて、オフィスに続いて居住用も、海外の黒船を持ってきたんだ

まとめ 

ソフトバンクは自社の出資するファンドを通じて、意外と不動産会社に投資をしています。海外の会社ばかりですが、巨大な不動産ファンドを持つフォートレス社、シェアオフィスのWE-WORK等すでに日本でもニュースになりつつある会社、他にもコンパスに500億、カテラに900億の規模間での投資を実施。

 

日本の不動産業界は、長くクローズドな状態を続けており、ここに勝機を見出すIT系ベンチャーは多かったですが、なかなかマネタイズできず、中身はただの転売屋・開発会社みたいな会社が多かったです。

 

ただソフトバンクに限っては資本力が違います。圧倒的な規模間とスピードで強引に不動産業界を変えていきそうな雰囲気が漂ってますね。

 

個人投資家の我々も、ソフトバンクの出資先の動向を注視しながら、乗っかるところは乗っかって、流れをつかむ必要があるのかなと。

 

みんなで頑張りましょう!!

 

Twitter界隈でも盛り上がってるね。