映画【翔んで埼玉】レビュー!大事にしたい田舎根性!
こんにちは!あひる不動産です。
今日は家族で映画見てきましたよ!
その名も「翔んで埼玉」!!面白かったですよ笑
「埼玉県民は草でも食べさせとけ!」
「ああ、いやだ、埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
「埼玉県民じゃないなら、この草加せんべいを踏めるのか!」
普通に悪口が過ぎるよね笑・・・
でも、そうじて面白かったですし、せっかくブログを書いていますので、感想を書いてみたいと思います!
どんな映画?
原作は「パタリロ!」の作者が30年前に書いた同名の漫画です。
翔んで埼玉 (このマンガがすごい!comics) [ 魔夜峰央 ]
東京都知事の息子壇ノ浦百美(だんのうらももみ)(二階堂ふみ)は、生粋の東京生まれ・東京育ちで、通っている高校の生徒会長を務めます。
その高校は出身地でクラス分けがされるほどの差別的な学校で、A組が赤坂・青山、B組で中央区、そこから少しずつ落とされて、E組まで行くと田無・八王子・・そして、Z組が埼玉!ちなみに、Z組は校舎まで分けられています。
なんと埼玉県が差別をされているのは、学校だけでなく、埼玉県民が、都内に入るには通行手形が必要で、手形なしに埼玉県民が都内に潜り込むと、捕まってしまうという設定です・・・。
おおなんて、ひどい扱い。
そんな、東京にある百美の通う学校に、容姿端麗なアメリカ帰りの転校生・麻実麗(あさみれい)(GACKT)が転校してくるのですが、彼はA組(赤坂・青山)に入ります。百美は、自分より都会的な麗に当初は敵対するも、一瞬でその魅力に惹かれてしまい、恋に落ちてしまいます。
(C)2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会
ところが、その完璧な都会人の麗が、実は埼玉出身であることが発覚。彼は百美の父親である都知事の、通行手形制度を撤廃すべく戦うために育てられた、隠れ埼玉県民だったのです。
物語は、ここからGACKTと、都知事の息子でありながら、埼玉県民を好きになってしまった二階堂ふみが、通行手形制度を撤廃すべく、都知事に立ち向かっていくという流れです。
その間に出てくる田舎いじりの酷いこと、酷いこと。。埼玉県民はともかく、群馬・茨城なんかはさらにディスられます笑。そんな迫害を受けながらも、いかに埼玉が素晴らしいかをアピールする県民SHOW的な流れです。
受け入れられるのは、実力があるから
この映画、本当に埼玉へのディスり方が酷いです。この原作は未完だそうですが、作者が途中で所沢から横浜に引っ越したためだそうです。さすがに埼玉県民じゃない人が、ここまでディスると、自虐じゃなくて、ただの悪口になるために完成しなかったそうです。。
ただ、この映画が埼玉でウケているんですね。
上記は埼玉新聞の記事ですが、埼玉で大ヒットだそうです。映画館のない秩父で特別上映されたみたいです。
映画館のない秩父って・・・
まぁ、最終的に埼玉が東京を解放させて勝利する流れなので、受けるのはわかりますが、これは客観的に、本当に埼玉に実力があるって思っているから、受け入れられるんでしょうね。
さいたま市は、経済力や人口からいっても、普通に国内トップクラスの都市であるわけで、年々住みたい街ランキングで上がってきています。相応の客観性と、自信が、埼玉県民が受け入れる要因なのかなと。
こういう自負があるから、埼玉県民も、バカにされがちだけど、実力はあるんだ!みたいな気持ちで、この映画を受け入れたんだと思います。
コンプレックスは力になる
さて、この映画でも描かれていますが、コンプレックスは非常に強い力になると思います。
・今に見てろよ
・絶対に見返してやる
・やられたら、やり返す。倍返しだ!
大阪の芸人なんかも、東京で活躍してやるって、大阪のレギュラー番組捨てて、東京移って、すぐには活躍できなくても、じわじわ実力で売れたりしますよね。
学生時代いじめられた経験を持つ子が、社会に出て大成功したり、芸能人になったり等の例もよく聞きます。反骨精神が力になるのは間違いないようです。
かくいう僕も、田舎出身のしがないサラリーマンですが、今に見てろよという気持ちを持ちつつ、不動産投資にブログに励んでおります。
コンプレックスのない人なんて、いないとは思いますが、人それぞれのコンプレックスを力に変えて、頑張っていきたいですね!
臥薪嘗胆!100倍返しだ!!